広島、田中広輔の残留を発表 国内FA権を行使せず「やっぱりカープが好き」
不動の切り込み隊長として2016年からリーグ3連覇に貢献
広島は30日、田中広輔内野手が今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せずに残留すると発表した。
田中は東海大相模、東海大、JR東日本を経て2013年ドラフト3位で広島入り。不動の切り込み隊長として2016年からのリーグ3連覇に貢献した。2019年に636試合連続出場で止まって97試合出場に留まったものの、今季は112試合出場、打率.251、8本塁打、38打点、8盗塁を記録。選手会長としてもチームを引っ張った。
2017年には35盗塁を決めて盗塁王を獲得。2017年にベストナイン、2018年にゴールデングラブ賞を獲得している。通算889試合出場して、打率.264、858安打、59本塁打、304打点、127盗塁を記録している。
田中は球団ホームページで、「色々悩みはしましたけれど、やっぱりカープというチームが好きですし、今まで戦ってきた仲間とまだ野球をやりたいなと、そういう気持ちもありましたし、あとは選手会長になって悔しいシーズンになったのでなんとかもう一回強いカープを、という思いもあったので、そういうのが決め手です」とコメントしている。
(Full-Count編集部)