戦力外通告期間終え支配下枠はどうなった? 各球団が補強に使える残る枠は…【パ編】
西武は現時点で増減なし、楽天は3人減って67人に
・西武(67人→67人)
減:8選手
増:8選手
2年連続のリーグ優勝から一転して、今季は苦戦を強いられた西武。このオフは高橋朋己投手が現役を引退し、相内誠投手や野田昇吾投手ら8選手に戦力外を通告した。一方でドラフトでは桐蔭横浜大の渡部健人内野手を1位指名するなど7選手を指名。日本ハムから吉川光夫投手をトレードで獲得した。支配下登録選手はプラスマイナスゼロで現状67人となっている。
・楽天(70人→67人)
減:9選手
増:6選手
来季から石井一久GMが新監督も兼任することになった楽天。このオフは渡辺直人内野手、久保裕也投手、青山浩二投手とチームを支えたベテラン3人が引退。由規投手や2017年ドラフト1位の近藤弘樹投手ら6選手が戦力外を通告された。ドラフトでは1位の早川隆久投手ら6人を指名。支配下登録枠は3人減って67人。今後、外国人選手の動向で増減があるか。
・日本ハム(69人→67人)
減:9選手
増:7選手
Bクラスの5位に沈んだ日本ハムは栗山英樹監督の続投が決定。来季が節目の10年目となる。オフは東大卒の宮台康平投手ら6選手が戦力外となり、浦野博司投手が引退。クリスチャン・ビヤヌエバ内野手は退団となり、吉川光夫投手は西武にトレードとなった。9選手が支配下枠から外れる一方で、ドラフトでは伊藤大海投手ら6選手を指名。ロニー・ロドリゲス内野手の獲得も決まっている。支配下選手は2人減って67人になった。
・オリックス(67人→63人)
減:10選手
増:6選手
最下位に沈んだオリックスは中嶋聡監督代行が正式に新監督に就任。このオフは東明大貴投手や白崎浩之内野手、近藤大亮投手ら9選手が戦力外に。山崎勝己捕手が現役を引退し、支配下登録から実に10人が外れることになった。その一方でドラフトでは山下舜平大投手ら6選手を指名。現時点で今季終了時から支配下登録選手は4人減って63人に。枠にはまだ十分な余裕があり、今後の補強に注目だ。
(Full-Count編集部)