戦力外通告期間終え支配下枠はどうなった? 各球団が補強に使える残る枠は…【セ編】
広島は現時点で1増の68人、ヤクルトはセ6球団で最少の60人
・中日(70人→64人)
減:12選手
増:6選手
今季8年ぶりにAクラス入りを果たした中日。このオフは伊藤準規投手や鈴木翔太投手ら7選手が戦力外となり、吉見一起投手が現役を引退。ソイロ・アルモンテ外野手やエンニー・ロメロ投手ら4人の外国人選手の退団も決まり、支配下枠は12減。ドラフトでは1位の高橋宏斗投手ら6選手を指名した。支配下枠は現状で64人となっており、新たな助っ人獲得で数人の増加があるか。
・DeNA(67人→64人)
減:9選手
増:6選手
DeNAは石川雄洋内野手ら7選手が戦力外となり、スペンサー・パットン投手とホセ・ロペス内野手の2人の助っ人は自由契約となって退団が決定。ドラフトでは1位指名した明大の入江大生投手ら6選手を指名している。シーズン終了時点の支配下登録枠67人から3人減少して、現状では64人に。井納翔一投手、梶谷隆幸外野手がFA権の行使を表明しており、その動向は未定。今後、新たな補強の動きもあるか。
・広島(67人→68人)
減:8選手
増:9選手
石原慶幸捕手が現役を引退し、藤井皓哉投手ら3選手が戦力外に。また小窪哲也内野手が自由契約となり、クリス・ジョンソン投手、ホセ・ピレラ外野手ら3人の助っ人も退団。計8選手が支配下から外れることになった。一方でドラフトでは栗林良吏投手ら6選手を指名。すでにケビン・クロン内野手、ドビーダス・ネヴァラウスカス投手、カイル・バード投手の新加入も決まり、支配下は1人増えて68人に。ほぼ来季の陣容は固まったと言えそうだ。
・ヤクルト(68人→60人)
減:14選手
増:6選手
最下位に沈んだヤクルトは五十嵐亮太投手、中澤雅人投手、井野卓捕手が今季で現役を引退。近藤一樹投手や風張蓮投手ら9選手に戦力外を通告し、アルシデス・エスコバー内野手、ガブリエル・イノーア投手は自由契約となり退団が決まった。実に14選手が支配下から外れる一方で、ドラフトで指名したのは慶大の木澤尚文投手ら6選手。支配下登録枠は現状で8人減の60人となっており、補強の必要はありそうだ。
(Full-Count編集部)