ヤンキース、菅野に熱視線も… NY紙が「高額な失敗」と酷評した日本人投手は?
「ヤンキースは、ここ20年間に日本人投手で成功と失敗をしている」
ポスティングシステムを利用し、メジャーリーグに挑戦する可能性のある巨人・菅野智之投手。米紙「ニューヨーク・ポスト」はヤンキースが興味を示していることを伝え、過去20年間での日本人投手の成功、失敗を振り返っている。
菅野自身はまだメジャー挑戦か、残留かを決断していないが同メディアは「ヤンキースを含めた先発投手を求めている球団にとって、すぐにもう1人候補が現れるだろう」と、近日中にもFA市場に菅野の名前が入ってくることを指摘。すでにパドレスなど複数の球団が興味を示している日本人右腕の注目は日に日に増しているようだ。
ヤンキースはこれまで日本人投手が多く在籍しているが「ヤンキースは、ここ20年間に日本人投手で成功と失敗をしている」と言及し、これまでの日本人投手の活躍を紹介。
メジャーデビューから6年連続2桁勝利をマークするなど通算78勝の田中、12年から3年間在籍し38勝を挙げた黒田博樹氏については「ブロンクスで先発投手として成功」と称えている。
一方で、2006年オフに2600万ドル(約29億5300万円)のポスティング費に加え、5年2000万ドル(約22億7000万円)+出来高の契約で阪神から移籍し2年で2勝4敗、防御率6.66の井川慶氏、紆余曲折あり5年2000万ドル(約21億8000万円)でトレード入団した伊良部秀輝氏については「高額な失敗となった」と伝えていた。
(Full-Count編集部)