2年目助っ人はいずれも期待外れ、新加入勢は奮闘も…助っ人診断【阪神編】
来日2年目のマルテは、29試合の出場にとどまる
・野手
ジャスティン・ボーア(2億7000万円)
99試合329打数80安打17本塁打45打点 .243
ジェリー・サンズ(1億2000万円)
110試合377打数97安打19本塁打64打点 .257
ジェフリー・マルテ(1億4000万円)
29試合103打数26安打4本塁打14打点 .252
野手では、昨季悩まされていた得点力不足を解消するため、韓国(KBO)で打点王を獲得したサンズ、メジャー通算92本塁打のボーアを補強した。
サンズは開幕こそ2軍スタートだったが、6月27日に昇格すると、その日の試合でDeNAの山崎康晃から来日初本塁打となる逆転3ランを放った。シーズン終盤こそ少し苦しんだが、得点圏打率はリーグ5位の.333、出塁率はチームトップの.363と、年間を通して主軸として活躍した。
ボーアは開幕から18打席連続無安打と苦しんだが、徐々に調子を上げ17本塁打45打点の成績を残した。しかし高額な年俸がネックとなったのか、今季限りでの退団が発表された。マルテは開幕戦に「3番・三塁」で先発出場するも、怪我もあり7月11日に2軍に降格。10月にようやく昇格するも、4本塁打14打点と結果は残せず、期待外れの成績に終わった(今季年俸はすべて推定)。
(Full-Count編集部)