日ハム新助っ人アーリン、栗山監督語る期待「投球術を心得ている」
「2021年のファイターズローテーションの一角を担ってくれると信じています」
日本ハムは3日、来シーズンの新助っ人としてブレーブスからFAとなったロビー・アーリン投手と契約が合意したことを発表した。アーリンは2009年のドラフト3巡目でレンジャーズに入団した左腕でメジャー通算13勝をマークしてる。
2011年途中にトレードでパドレスに移籍すると、2013年にメジャーデビュー。11試合に登板して3勝(3敗)をマークした。今季はパイレーツ、ブレーブスでプレーして9試合に登板し0勝0敗、防御率8.10だった。通算では115試合に登板して13勝20敗、防御率4.85の成績を残していた。
来季が就任10年目となる栗山英樹監督も獲得したアーリンについて球団を通じてコメント。「『投球術を心得ている』というのが、アーリン投手の第一印象です。ストレートの平均速度は140km中盤ですが、制球力の高さが際立ちます。また、特徴のある大きなカーブと打者のタイミングを翻弄するチェンジアップを中心に豊富な球種を駆使し、自ら『攻め方』を組み立てられる力は目を引きます」と、その特徴を分析する。
また「22歳でメジャーデビューし、大舞台での経験も重ねているため、日本の野球への順応も早そうです。ピンチでも顔色ひとつ変えない冷静さも頼もしく、要所を任せられるはず。2021年のファイターズローテーションの一角を担ってくれると信じています」とし、先発投手の1人として期待していることを語っていた。
(Full-Count編集部)