元広島右腕、レッドソックスと1.3億円で調停避け合意「2018年POのスター」
広島では2017年に1年間プレー、今季は25試合で防御率3.96
レッドソックスは2日(日本時間3日)、元広島のライアン・ブレイシア投手との年俸調停を回避し、1年125万ドル(約1億3000万円)で合意した。MLB公式サイトが伝えている。
ブレイシアは2017年に広島で1年間プレー。2018年からレッドソックスとマイナー契約を結び、同年7月にメジャー昇格を果たすと、34試合に投げて2勝0敗10ホールド、防御率1.60と安定感を見せた。プレーオフでは合計9試合に登板し、わずか1失点という圧倒的パフォーマンスで世界一に貢献していた。
絶対的守護神だったクレイグ・キンブレルがFAで抜けた後釜としての活躍も期待された2019年は、62試合に登板するも防御率4.85と精彩を欠いた。2020年も25試合で防御率3.96という成績に終わったが、球団側は来季も契約を結んだ。MLB公式は「ブレイシアはレッドソックスがチャンピオンに輝いた2018年ポストシーズンにスターとなったが、ここ2年は安定していなかった」と伝えている。
レッドソックスは同日、ブレイシアのほか救援右腕のマット・バーンズ、オースティン・ブライス、控え捕手のケビン・プラウェッキーとも年俸調停を回避し、1年契約を結んだと発表した。
(Full-Count編集部)