テンダー期限迎えて大物ら59選手がFAに 大谷翔平はエンゼルス残留が決定
MLB球団側が契約する意思があることを示す(テンダー)期限迎える
メジャーリーグは2日(日本時間3日)、メジャー契約選手で来季契約を済ませていない選手に対し、球団側が契約する意思があることを示す(テンダー)期限日を迎えた。MLB公式などによると、計59人の選手が契約しないとされるノンテンダーに。うち3選手は直後に再契約を結んだため、今オフのFAには56選手が加わった。
MLB各球団は、メジャー登録40人枠に入る選手のうち、球団が保有権を持つ選手(メジャー経験が合計6年に満たない選手)に、来季の契約をするか否かの判断を伝える必要がある。契約する選手(テンダー)にはそのまま40人枠に残して来季年俸を提示し、契約しないとされた選手(ノンテンダー)はFAとなって来季の所属先を自由に探すことができる。
2016年にMVPを獲得したカブスのクリス・ブライアント内野手や、ヤンキースのゲイリー・サンチェス捕手らの動向が注目されていたが、球団から契約の意思が示され自由契約にはならず。年俸調停権を持つエンゼルスの大谷翔平投手も球団から契約の意思を示されて残留が決定。一方で、19年に38本塁打を放ったカブスのカイル・シュワバー外野手や、今季16本塁打を放ったブレーブスのアダム・デュバル外野手ら、主力選手もノンテンダーとなった。
(Full-Count編集部)