「結果だけを追い求めず、どう準備するか」 ロッテ安田を救った鳥谷のアドバイス
初出場のCSで来季につながる手応え「この経験を来季以降もしっかり生かしていかないと…」
初出場したクライマックスシリーズでは、第1戦にソフトバンクの千賀滉大から先制2ランを放ち、第2戦では先制打を含む猛打賞の活躍を見せた。チームは残念ながら敗退したが、安田は来季につながる手応えを掴んでシーズンを終えた。
「この経験を来季以降もしっかり生かしていかないと、今年1年使ってもらった意味が本当に何もなくなってしまうので、この悔しさを忘れずに、来年もう1回新たな気持ちでレギュラーを獲りにいくつもりで頑張りたいです」と語る言葉は頼もしい。
常に3年後くらいの自分をイメージしているといい、「チームの信頼を勝ち取って『安田に回れば大丈夫』と思ってもらえるバッターになりたいです」と力強い。野球に関する言動は落ち着きに溢れているが、その素顔はスポーツ観戦好きの21歳だ。このオフは車の免許を取る予定で、ドライブに出掛けることも楽しみの1つにしている。
「12月、1月の過ごし方が大事になってくる。来シーズンはしっかり成績が残せるようい、冬からいい準備をしていきたいと思います」
2021年。安田がどんな成長を遂げるのか、楽しみだ。