元DeNAロマック、母国カナダの“MVP”を受賞「KBOで最も怖いパワーヒッター」
韓国プロ野球・SKで打率.282、32本塁打をマーク「全ての数字が他のカナダ人選手を上回った」
元DeNAで韓国プロ野球SKでプレーするジェイミー・ロマック内野手がカナダ野球殿堂博物館の「2020年ティップ・オニール賞」を受賞した。カナダメディア「スポーツネット」が伝えている。
オニール賞は大リーグ、日本のプロ野球などリーグに関係なく、優れた個人成績でチームに貢献したカナダ出身選手に贈られる賞。ロマックは今季139試合出場し、打率.282、32本塁打をマークした。スポーツネットは「この35歳はまた85得点、32二塁打、91四球、長打率.546、OPS.945を記録。すべての数字が今年他のカナダ出身野球選手を上回った」と活躍を伝えた。
続けてカナダ野球殿堂の運営部長スコット・クロフォード氏の声明を紹介。「ジェイミー・ロマックはKBOで最も怖いパワーヒッターの1人に進化した」「最も重要なのは、ジェイミーが同僚、チームメートから非常に尊敬されており、私たちの国のために野球の素晴らしいアンバサダーでいてくれたことだ。私たちはこの賞で彼のことを称えられて誇りに思う」と称賛している。
昨年はブレーブスで13勝、防御率2.68をマークしたマイク・ソロカ投手が受賞。今年はカージナルスのタイラー・オニール外野手、レッズのジョーイ・ボット内野手、ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手らが候補だった。ロマックはSKへ移籍した17年から毎年29本塁打以上を放ち、来季もSKでプレーすることが決まっている。今後の活躍にも注目だ。
(Full-Count編集部)