昨年はわずか3人の“狭き門”…今年は? トライアウトで契約を勝ち取った選手たち

巨人・田中豊樹【写真:荒川祐史】
巨人・田中豊樹【写真:荒川祐史】

日本ハムを戦力外となり巨人と育成契約した田中は今季支配下に復帰し31試合に登板

○2018年(48人参加)
成瀬善久投手
ヤクルト戦力外→オリックス

中井大介内野手
巨人戦力外→DeNA

廖任磊投手
巨人戦力外→西武

山下亜文投手
ソフトバンク戦力外→巨人(育成契約)

 タマホームスタジアム筑後で開催された2018年トライアウトでは48人が受験。この年は例年より多い5選手がテストを経て他球団と再契約を果たす。オリックスと契約した成瀬は今季6試合に登板したが未勝利に終わり再び戦力外となり独立リーグの栃木に移籍。

 DeNAと契約した中井は19年に79試合、今季も69試合に出場。廖任磊は19年にプロ初登板をマークするなど3試合に登板したが再び戦力外、巨人と育成契約を結んだ山下も戦力外となった。

〇2019年(43人参加)
森越祐人内野手
阪神戦力外→西武

田中豊樹投手
日本ハム戦力外→巨人(育成契約)

八百坂卓丸外野手
楽天戦力外→巨人(育成契約)

 大阪シティ信用金庫スタジアムで開催された2019年トライアウトは43人が参加。西岡剛内野手が2年連続で参加し話題を集めたが他球団と契約したのは3選手。西武と契約した森越は今季1軍出場なく中日、阪神時代を含め3度目の戦力外を受けた。巨人と育成契約を結んだ田中は7月に支配下登録され背番号「19」を背負い31試合に登板した。

(Full-Count編集部)

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