DeNA3選手が契約更改 中井&戸柱は年俸アップ、伊藤光は現状維持1.1億円
中井は2520万円、戸柱は4160万円、伊藤光は1億1000万円でそれぞれサイン
DeNAは8日、横浜市内で契約更改交渉を行い、中井大介内野手、戸柱恭孝捕手、伊藤光捕手の3選手と来季の契約を結んだ。(金額は推定)
・中井大介内野手(2100万円→2520万円)
加入2年目の今季は69試合出場して打率.250、2本塁打、4打点。代打では34打数10安打の打率.294、出塁率.333と結果を出した。「うまくなりたい、向上心を持たないといけないなというシーズンでした。打点がかなり自分でも情けないぐらい少ない。そこを何とかしたいなという気持ちが強いです」。18年オフに巨人から戦力外通告を受け、12球団合同トライアウトに参加した。前日7日に48歳の新庄剛志氏が同トライアウトで存在感を見せたことについては、「1度現役を退いた後も、高い目標を持って、やられているのは人として自分も何か参考にできるというか、本当に凄いなと思います」と刺激を受けたようだ。
・戸柱恭孝捕手(3200万円→4160万円)
今季は96試合出場して打率.212、5本塁打、23打点。45試合出場にとどまった昨季から成績をアップさせ、リーグ2位の盗塁阻止率.352を記録した。「ここ2年間は1軍の戦力になれていなかった。1年間1軍の戦力として戦うことが出来たのは良かったと思います。(盗塁阻止率は)数字でしっかり出てくれたので、投手を助けることができました。盗塁阻止は攻撃に流れを持ってこられると思いますし、野球の流れが変わる大切な場面だと思う。いい数字が出てよかったなと思います」と表情を緩めた。
・伊藤光捕手(1億1000万円→1億1000万円)
18年途中に加入した伊藤は7月中旬から約2か月間離脱するなど今季30試合出場。オリックス時代に正捕手に定着した13年以降ではワーストだった。打率.216、0本塁打、6打点。「悔しかったです。できれば2度と同じことをしたくないシーズンでした」。来季から三浦大輔新監督となる。「三浦さんは『攻めろ』という言葉を使ってました。監督が考えていることを試合で表現するのが捕手の仕事だと思っている。しっかりコミュニケーションを取っていけば、いい方向に進むと思っています」と表情を引き締めた。
(Full-Count編集部)