今季の12球団ベスト&ワースト助っ人は誰? 最低評価は燕の0勝右腕に

ヤクルトを自由契約となったガブリエル・イノーア【写真:津高良和】
ヤクルトを自由契約となったガブリエル・イノーア【写真:津高良和】

中日のR・マルティネスは40試合に登板して防御率1.13

【セ・リーグ】
○ベスト
投手:ライデル・マルティネス(中日)
野手:ネフタリ・ソト(DeNA)

○ワースト
ガブリエル・イノーア(ヤクルト)

 今季のセ・リーグは助っ人勢で際立つ成績を残す選手は少なかった。打者ではヤクルトのエスコバーの打率.273が規定打席に到達した助っ人の中でトップ。本塁打はDeNAのソトの25本、打点は中日のビシエドの82打点がトップだった。

 その中でベスト助っ人として選出したのは中日のR・マルティネスとソト。R・マルティネスは40試合に登板して2勝0敗7ホールド21セーブ、防御率1.13という好成績を残した。阪神のスアレスが25セーブで最多セーブのタイトルを獲得したものの、驚異的な防御率を残したR・マルティネスをトップとした。

 ソトは今季114試合に出場して打率.252、25本塁打78打点をマーク。2年連続で本塁打王に輝いた昨季、一昨季に比べて数字は大きく落ちたものの、それでも助っ人たちの中ではトップクラスの成績だった。ビシエドは打率.267、17本塁打82打点とソトと遜色ない成績だったがビシエドに対しソトの年俸の方が“割安”であることからもソトを選んだ。

 ワースト助っ人はヤクルトの新助っ人のイノーアに。先発ローテの一角として期待されて入団したものの、全く結果を残せず。9試合に先発して0勝3敗、防御率10.13、クオリティースタートさえ1度もないという惨憺たる成績に終わった。またヤクルトではもう1人の助っ人だったマット・クック投手も7試合に投げて0勝3敗とこちらも未勝利に終わった。

オリックスのジョーンズは大きすぎる期待に応えられず…

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