今季の12球団ベスト&ワースト助っ人は誰? 最低評価は燕の0勝右腕に

ロッテを契約解除となったジェイ・ジャクソン【写真:荒川祐史】
ロッテを契約解除となったジェイ・ジャクソン【写真:荒川祐史】

オリックスのジョーンズは大きすぎる期待に応えられず…

【パ・リーグ】
○ベスト
投手:リバン・モイネロ(ソフトバンク)
野手:ステフェン・ロメロ(楽天)

○ワースト
アダム・ジョーンズ(オリックス)

 パ・リーグの投手のベスト助っ人はソフトバンクのモイネロの他にいないだろう。今季は50試合に登板して2勝3敗1セーブ38ホールド、防御率1.69で最優秀中継ぎ投手になった。48投球回で77奪三振、奪三振率は驚異の14.44を記録し、今季のリーグMVPの候補にも名前が挙がるほどの活躍だった。

 打者のベストは楽天のロメロを選んだ。今季、オリックスから楽天に加入すると、103試合に出場して打率.272、24本塁打63打点をマーク。打率は助っ人でトップ、本塁打と打点もマーティンに次ぐ2位。コストパフォーマンスも上々だったと言えるだろう。

 ワースト助っ人はオリックスのジョーンズとした。メジャー通算282本塁打の実績を提げて来日したものの、87試合の出場で打率.258、12本塁打43打点に終わった。さらにメジャーでゴールドグラブ賞を4度獲得した守備面でも拙さが見られた。開幕前の期待値が高かっただけに、期待を裏切る形となってしまった。ジョーンズのほか、日本ハムのクリスチャン・ビヤヌエバ内野手や西武のショーン・ノリン投手も期待を裏切った。

【番外編】
ウラディミール・バレンティン外野手(ソフトバンク)
ジェイ・ジャクソン投手(ロッテ)

 ヤクルトから年俸5億円の2年契約でソフトバンクに入団したバレンティンだったが、打率.168、9本塁打22打点と期待を裏切る形に。今季は外国人枠から外れていたものの、シーズン終盤は出場選手登録からも外れていた。2016年から広島に在籍し、今季ロッテに加入したジャクソンは7試合に登板したものの、7月上旬に突如、契約解除に。その直後に大麻所持の疑いで逮捕された。

(Full-Count編集部)

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