内川、能見、福留… 新天地へ移るベテランたちの一筋縄ではいかない起用法を予想
福留が復帰した中日も外野手で新助っ人ガーバーを補強
今季は富山凌雅や齋藤綱記といった救援左腕が頭角を現したが、まだまだ経験不足。能見自身は今季セ・リーグで34試合に投げて、防御率4.74という成績だった。一線級の成績を期待するのは酷だが、前述の若手左腕たちへの経験の伝承、そして投手コーチとしての指導面も期待しての獲得だろう。
それは球界最年長野手の福留も同様だろう。すでに43歳で、今季は1軍でわずか43試合出場、打率.154と結果を残せなかった。年齢的にも1年を通してレギュラーとして出続けることは難しいだろう。
中日の外野は大島洋平外野手が不動の存在。アルモンテが退団となったが、それに代わる新戦力として前ロッキーズのマイク・ガーバー外野手の加入が決まっている。大島とガーバーの2人は主力として起用されるだろう。
2人の他にも平田良介外野手や福田永将内野手、外野にも挑戦している期待の根尾昂内野手らが控えており、福留がここに割って入れるか。ここ一番の勝負強さに期待して、手薄な左の代打での起用が現実的なファーストチョイスとなりそう。その経験を伝え、若手育成に一役買ってもらいたいという狙いももちろんあるだろう。
(Full-Count編集部)