菅野智之は4年62億円でRソックス? 米メディアが松坂と比較「異なるダイスケ」
「レッドソックスには日本人投手の素晴らしい歴史がある」
バース氏「これは重要なことだが、レッドソックスには日本人投手の素晴らしい歴史がある。ずっと振り返ればノモからダイスケ、タザワ、それからコウジ、オカジマもだ。2007年から2016年まで、毎年ロースターの中に日本人投手がいた。だから、球団は彼をどうやって適応させ、どうやって迎えたらいいか分かっている。入札でわずかに競り負けたとしても、この大きな強みで勝負できる。ダイスケの時とは(ポスティングシステムの)状況が違うんだ」
マッカーシー氏「ダイスケのときは『エースだ』として獲得したが、アメリカナイズさせようというアプローチの失敗もあり、エースにはなれなかった。しかしスガノの場合、スカウトは『ローテ中盤の投手だ』と言っている。そしてそれはレッドソックスが求めているものだ。(16年サイ・ヤング賞の)リック・ポーセロを再獲得するようなもので、ポーセロを引き戻すならもっとお金がかかるだろう。スガノはポーセロになれるかもしれない。そう考えると、これは私にとってより良いアプローチに思える」
討論会では17年WBCで活躍したことや沢村賞2度受賞したこと、さらに投球スタイルについても「非常に素晴らしいスライダーやシンカー、カーブボールなどで球速に頼らない投球ができている」(バース氏)などと高く評価されている。討論会の最後には両者とも「私なら獲得に乗り出す」と声をそろえた。18年にワールドシリーズ制覇も今季は地区最下位に沈んだレッドソックス。地元メディアでは確実にSUGANO獲得への期待が高まっている。
(Full-Count編集部)