菅野智之は「最高級のオールスター選手」 米TV局が指摘する“最適な2球団”とは?
MLBネットワークのモロシ記者「彼はとてもレベルの高い投手なのです」
ポスティング制度を利用してのメジャー挑戦を目指す巨人の菅野智之投手。その去就は米国でも日ごと注目を集めている。16日(日本時間17日)に放送されたMLBネットワークの番組「Hot Stove」では、同メディアのジョン・モロシ記者がMLB球団の動向について言及した。
モロシ記者は、2017年WBC準決勝の米国戦で登板した菅野の投球を引き合いに「このトーナメントを見た人なら誰でも、彼が、アメリカでの大舞台に上手く対応出来るだろうと確信しています」と強調。興味を示している球団については「レッドソックス、ジャイアンツ、パドレスの加えて、(ESPNの)ジェッフ・パッサン記者が、ブルージェイズとレンジャーズの両球団もスガノの興味を持っていると今週レポートしました」と述べた。その上で「特に西海岸の球団である、ジャイアンツとパドレスにとっては、ドジャースと対抗するために、とても魅力的な選手であると言えるでしょう。この2球団に(スガノが)とてもよくフィットすると思っています」と具体的に挙げた。
コロナ禍で迎えたシーズンオフ。日本球界屈指の右腕獲得には大枚が必要なのも事実。それでもモロシ記者は「球界では、(今年のフリーエージェントの投手の中で)スガノはバウアーに次ぐ最高の投手、と考える人も多くいます。彼は、まだ、MLBでのトラックレコードはないものの、我々は、数年前に、WBCで、彼が投球するのをすでに見ています。彼は、サワムラアワードの(今年の)ファイナリストで、近年のNPBで最高の投手と考えられています。彼はとてもレベルの高い投手なのです」と続けた。番組のホストのひとりで、ゴールドグラブ賞3度、盗塁王1度のハロルド・レイノルズ氏は「彼は最高級のオールスター選手なんだよ!」と太鼓判を押していた。
(Full-Count編集部)