菅野智之は「エリートレベル」 元燕バーネット氏が語るダルビッシュらとの共通点
バーネット氏が語る日本生活「どれほどエキサイティングだったか振り返ると気持ちが昂るよ」
また、自身のヤクルト時代については振り返っている。10年にヤクルト入りしたバーネット氏は11年からリリーフに転向。守護神を任された12年に33セーブ、15年に41セーブを挙げて最多セーブのタイトルを獲得した。NPB通算97セーブをマークした。
「春季キャンプで1度先発した後、コーチと投手コーチに『ブルペンの方がいいと思っている。どうかな?』と言われた。僕は『大学時代とかにやったことありますし、そう思うのであれば、やってみます』という感じだった。『全力で速い球を投げる。それもいい。やってみよう』ってね。そして、その春にブルペンコーチとカットボールに取り組んだ。友人のトモヒト・イトウと取り組んだよ。彼は現役時代にすごいスライダーを投げていた。その年、僕はセットアッパーとしてクローザーのイム(・チャンヨン)に繋ぎ、良いシーズンを送った」
「イムは12年に怪我をし、僕がクローザーの役割を担うことになった。その年には、中日のイワセと並んで最多セーブを挙げた。日々イトウと取り組み、1イニングに全力で速い球を投げられるように筋肉をつけた。それで長い間、本当にうまくいったよ。球団全体がサポートしてくれた。本当に楽しかった。どれほどエキサイティングだったか振り返ると気持ちが昂るよ」
バーネット氏の日本愛、そして日本人選手への思い入れが深いようだ。
(Full-Count編集部)