東海大、大麻使用の野球部員2人を無期停学処分 指導者全員に対して厳重注意

東海大が野球部員の大麻使用の疑いで当該学生・指導者への処分を発表
東海大が野球部員の大麻使用の疑いで当該学生・指導者への処分を発表

「このような事態が起きてしまったことは誠に遺憾であり、責任を痛感しております」

 東海大学は21日、硬式野球部員2人が大麻を使用していた件について、違法薬物の使用を認めた2名の学生に対し「無期停学」、監督、部長など指導者全員に対して「厳重注意」を科すことを発表した。

 この日までに警察の捜査が終了し、大学による処分が決定したことを報告。同大は「全日本学生野球協会審査室会議の決定を真摯に受け止め、硬式野球部全員に対して、薬物の乱用を未然に防止するための啓発活動を行うほか、日常生活や学業、クラブ活動において、学生としての誠実な取り組みを徹底するよう指導してまいります」とコメントを発表。

 東海大硬式野球部は18日に3か月の対外試合禁止処分を受けていた。「これまでも本学では、学生に対して薬物の危険性を訴え、決して手を出さないよう指導してまいりましたが、このような事態が起きてしまったことは誠に遺憾であり、責任を痛感しております。今後このようなことが二度と起こらぬよう、改めて全学生を対象に薬物の危険性を伝える啓発活動を実施し、再発の防止に全力を挙げて取り組んでまいる所存です」と、謝罪していた。

(Full-Count編集部)

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