DeNAと合意間近の右腕ロメロは「逸材」 ツインズ番記者がポテンシャル絶賛
2018年にはメジャーデビューから2連勝をマーク
DeNAとの契約が間近になっているとされる元ツインズのフェルナンド・ロメロ投手。米メディアが伝えており、近く合意するとされている。ロメロはメジャー通算15試合に登板した実績を持ち、かつてはプロスペクトランキングにも名を連ねていた右腕で、ツインズ番記者たちからは「逸材だった」と評されている。
米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のツインズ番アーロン・グリーマン記者と「ツインズ・デイリー」のジョン・ボーンズ記者は、自分たちのポッドキャスト番組「グリーマン&ザ・ギーク」でロメロについて言及している。
2012年にツインズに入団したロメロ。2017年にはプロスペクトランキングの上位に入るなど期待された存在だった。2018年にメジャーデビューを果たし、いきなりデビュー2連勝。2試合ともに無失点に封じ、2度目の登板では6回で9つの三振を奪った。
メジャー1年目は11試合に先発して3勝をマークして防御率4.69だった。ただ、2019年はリリーフで15試合に投げて防御率7.07と結果を残せず。今季は開幕前にマリファナを所持していたことでドミニカからアメリカに入国できず。ビザの再取得もできず、シーズンを棒に振った。
ただ、グリーマン記者とボーンズ記者によれば「3年前は、ロメロはツインズで最も期待された投手だった。最初の5登板を見て、エースになりうる投手が出てきたと思った」などと評されている。最速159キロを誇り、速く沈むシンカーとスライダーを武器とするロメロ。ツインズ時代をよく知る2人は「圧倒的なリリーバーになるポテンシャルは持っている逸材だと思う」と語っている。
(Full-Count編集部)