ロハスJr.獲得で来季も助っ人8人体制に… 阪神は外国人枠をどう活用するのか?
オフにロハスJr.、アルカンタラ、チェン・ウェインを補強した阪神
25日に韓国2冠王のメル・ロハスJr.外野手の獲得を発表した阪神。今オフは韓国で20勝をマークしたラウル・アルカンタラ投手、今季途中からロッテでプレーしたチェン・ウェイン投手も獲得するなど、積極的な補強を行っており、これで3人目の新外国人選手の獲得となった。
この3選手以外にもジョー・ガンケル投手、ジョン・エドワーズ投手、ジェリー・サンズ外野手、ジェフリー・マルテ内野手、ロベルト・スアレス投手の残留が決定。新助っ人3人、残留する外国人選手5人と来季も助っ人8人体制となることが決まった。
今季と同じ助っ人8人体制となる阪神だが、外国人枠の争いは今季以上に熾烈なものになりそう。今季特別ルールとして実施された1軍の外国人登録枠5人は来季も継続される見込みだが、果たして、この5枠を矢野燿大監督はどう使うだろうか。
8人の外国人でまず、今季最多セーブのタイトルを獲得したスアレスが登録枠に入るのは確実か。来季も守護神の座を任される見込みで欠かすことのできない戦力となるだろう。
投手で次に有力な候補となるのはチェン・ウェインとアルカンタラの先発投手2人か。チェンは今季ロッテで勝ち星こそ挙げられなかったものの、好投を続けていた。アルカンタラも韓国で20勝をマークした好投手。順当なら、この2人がスアレスとともに外国人枠に入り、チェンとアルカンタラが登板日毎にベンチ入りメンバーに名を連ねることになるか。
外国人枠の配分は投手3、野手2になると予想される。となると、残り2つの枠は韓国で本塁打と打点の2冠に輝いたロハスJr.、そして、昨季チーム2位の19本塁打64打点をマークしたサンズが、まずは外国人枠のメインとなりそうだ。
(Full-Count編集部)