4年ぶりAクラスのロッテ チーム打率リーグ最下位も得た収穫と手応え【野手編】

救世主的な活躍を見せた藤原恭大

 センセーショナルな活躍で終盤にかけてブレークを果たしたのが、2年目の藤原恭大外野手だった。新型コロナウイルス感染の影響でレギュラー格が大量離脱したことを受けて、10月6日に今季初昇格すると、シーズン閉幕まで主に1番として起用され続けた。首位攻防戦となった10月9日のソフトバンク戦では、プロ初の猛打賞と盗塁で勝利に貢献し、14日の楽天戦では初球先頭打者本塁打でプロ第1号を飾った。さらに外野守備においても俊足を生かした広い守備範囲で好守を連発。ドラフト1位ルーキーとして開幕スタメンを勝ち取りながらも悔しい結果に終わった昨季から、走攻守全ての面においてレベルアップした姿を見せた。

 全体的な野手の年齢層を見ると、井上、福田秀は31歳。レアード、角中勝也外野手は33歳、荻野は35歳と1軍戦力の高齢化が進んでいる現状が見受けられる。安田をはじめとしてレギュラーを奪う若手選手が出現しているものの、将来的な世代交代を考える上でも、さらなる台頭に期待したいところだ。

 その筆頭格として、菅野剛士外野手を取り上げたい。即戦力として期待された1年目には藤岡裕大内野手とともに開幕スタメンに抜てきされたものの1軍定着とはならず。昨季は28試合の出場に終わった。勝負の3年目を迎えた今季は、7月に昇格すると一時は3番を任されるなど自己最多となる81試合に出場し、打率.260、58安打と過去2年から打撃成績は大きく向上。また守備でも9月8日の日本ハム戦では本職の外野でなく、ファーストでの出場を果たすなど、さらなる出場機会を求めた。同期の藤岡に追い付くべく、来季こそは不動のレギュラーとして100試合以上の出場を狙いたい。

代打打率.310と勝負強さを発揮したルーキー佐藤

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