金子は先発再転向、右肘故障の斎藤佑は… 日本ハムで復活期待の選手は?

日本ハム・金子弌大、斎藤佑樹、秋吉亮(左から)【写真:石川加奈子】
日本ハム・金子弌大、斎藤佑樹、秋吉亮(左から)【写真:石川加奈子】

金子は再び先発に挑む意向を球団に直訴、秋吉は守護神奪回をかけたシーズンに

 昨季は北海道移転後初の2年連続Bクラスとなるリーグ5位に低迷した日本ハム。リーグ優勝したソフトバンクから20ゲーム差を離され、シーズン終盤のクライマックスシリーズ争いにも加わることが出来なかった。有原航平投手のレンジャーズ移籍が合意し、西川遥輝外野手も今オフのメジャー移籍を目指してポスティング申請をしている。投打の主力が抜ける可能性がある中、就任10年目となる栗山英樹監督のもとで復活ブレークが期待される選手を取り上げる。

○金子弌大投手

 移籍2年目の昨季は主に中継ぎとして34試合に登板したが、1勝3敗、防御率5.11と結果を出せなかった。今季年俸は3500万円プラス出来高払い。オリックス時代の2018年年俸6億円と比較すると、5億6500万円減となった。37歳で迎える来季は再び先発に挑む意向を球団に直訴。通算129勝を挙げている2014年沢村賞右腕が不退転の決意で臨む。

○秋吉亮投手

 移籍1年目の2019年は自己最多25セーブを挙げ、昨季はクローザーとして開幕を迎えた。しかし、救援失敗が目立ち、9月には約2週間の2軍再調整。33試合登板して1勝2敗12セーブ4ホールド。プロ入り後ワーストの防御率6.37と不本意な成績に終わった。実績と経験は豊富。今季は守護神争いを制したいところだ。

16年日本一貢献の中島は正遊撃手争い、中継ぎ公文は移籍後最少29試合登板

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