菅野、巨人から4年提示もNY紙はメジャー挑戦を予想「巨大な市場の球団しか…」
米ニューヨーク・ポスト紙「遅くとも6日には決まるかもしれない」
巨人からポスティング申請し、メジャー移籍を視野に入れている菅野智之投手が巨人から4年契約を、メジャー球団から巨人を上回る金額の契約を提示されていると複数の米メディアが伝えた。獲得候補に挙がっているメッツの地元紙「ニューヨーク・ポスト」は「メッツ、複雑なトモユキ・スガノ獲得競争の知られざる部分」として注目している。
米メディアによると、巨人の4年契約には選手が1年ごとに契約を見直しできるオプトアウトの権利が含まれている。コロナ禍などで巨人残留を選択肢に入れている菅野に対して、来オフ以降のメジャー挑戦も支援する契約となっているという。それでも、ニューヨーク・ポスト紙はメディカルチェックのため渡米していること、メジャー球団から高額オファーを受けていること、メジャー複数球団と交渉していることの3点から「メジャー契約を結ぶことを示唆している」と右腕のメジャー挑戦を予想。菅野の移籍先にも踏み込み、メジャー球団が乗り越えるべき課題についても言及している。
「メッツはスガノに関心を示してきたが、球団もスガノの代理人も最新の交渉に誰がいたのか明らかにしない。スガノが日本最大の球団でプレーしてきたことから(ヨミウリは日本のヤンキースとして知られている)、彼は主としてアメリカの巨大なマーケットを持つ球団(人気球団)にしか惹かれないと見られている。ジャイアンツとレッドソックスが先発投手を追い求める球団として知られている」
菅野のメジャー球団との交渉期限は7日(日本時間8日)。菅野と契約するメジャー球団にはフィジカルチェック、通訳やトレーナーを雇わなければいけないこと、マイナー拒否権、トレード拒否権など特別な内容が求められると同紙は伝え、「(移籍先は)遅くとも5日(同6日)には決まるかもしれない」としている。米球界も注目する菅野の去就決定は刻一刻と近づいてきている。
(Full-Count編集部)