ダルビッシュ移籍で勢力図に変化? 米専門家が期待「パドレスを違うレベルに」
ダルビッシュ、スネルと左右エースを獲得したパドレスは優勝候補に名乗り?
パドレスは昨年末にカブスからダルビッシュ有、レイズからブレイク・スネルと左右のエースをトレードで獲得した。オフシーズン一番の衝撃が走った大型補強だが米メディアは「彼らならドジャースとも渡り合っていける」と、球団初の世界一に向け太鼓判を押している。
MLBの専門テレビ局「MLBネットワーク」はダルビッシュ、スネルの大型補強に成功したパドレスを特集。ブルワーズなど6球団を渡り歩き、3度のオールスター出場も経験した同番組のアナリストを務めるダン・プリーサック氏はパドレスの“本気度”に太鼓判を押した。
「ダルビッシュとスネルのコンビネーションならパドレスを違うレベルに導く可能性がある。彼らならドジャースとも渡り合っていけると私は本気で考えています」
各球団が行った過去10年間の先発補強を見ても、ダルビッシュ&スネルの左右エース獲得はトップクラスであることを熱弁するプリーサック氏。なかでもダルビッシュについては「彼は2020年シーズンにおいて、球界でもトップ5に入る先発投手だった。私個人としては、スネルよりもダルビッシュのパドレス入りに興奮しています。なぜなら彼がどんな活躍をしてくれるかに私はより自信を持っている」と、大きな期待を込めていた。
カブス移籍初年度の2018年は怪我にも苦しみ、わずか8試合の登板も翌2019年は後半戦で復活の兆しを見せ6勝(8敗)、そして2020年は日本人初の最多勝に輝く8勝(3敗)をマーク。30歳を超えても年々、進化する姿を見せるダルビッシュは新天地パドレスをワールドシリーズ制覇に導くことができるのか、注目が集まる。
(Full-Count編集部)