「これ持っていけ」 DeNAドラ4小深田が履正社先輩の阪神井上バットを持参して入寮
「ヒットの延長がホームランになればいい」
DeNAのドラフト4位の小深田大地内野手(履正社高)は6日、神奈川・横須賀市内の青星寮に入寮した。高校の1学年先輩にあたる阪神・井上広大外野手のバットを持参した。「何か持っていかないといけないというお話をしたら、(井上から)『これ持っていけ。頑張れよ』ともらいました。練習で使っていこうと思います。井上さんに追いつけるように頑張りたい」と笑顔を見せた。
履正社高では2年夏に全国制覇を果たした。高校通算35本塁打を記録したが、広角に鋭い打球を放つバットコントロールも持ち味だ。「長距離タイプではないので、コンスタントに打てる打者を目指したい。ヒットの延長がホームランになればいい」。寮生活は初めて。新人合同自主トレに向けては「スタートが一番大事。準備をしてきたので、いいスタートを切れるようにしたい。プロ野球で通用するのが目標」と意気込みを語った。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)