DeNA山崎康晃「何とか返り咲きたい」 プロ初の正月返上でクローザー奪回宣言
昨季は7月下旬に中継ぎへ配置転換「21年のシーズンは勝負の年だと」
DeNAの山崎康晃投手は7日、神奈川・厚木市内で行っている合同自主トレを公開。「まずはポジションを勝ち取ること。昨年守護神のポジションを渡しているので。何とか返り咲きたい」とクローザー奪回への熱い思いを打ち明けた。
3年連続最多セーブがかかった昨季は開幕から精彩を欠き、7月下旬に中継ぎに配置転換。10月にはプロ入り後初めて不振での2軍再調整もあった。40試合登板、0勝3敗6セーブ、8ホールド、防御率5.68。不本意なシーズンだった。年末年始は野球漬けの生活を送り、「(正月練習はプロ7年目で)初めてですね。昨年のパフォーマンスは不甲斐ない成績で、今年にかける思いは強い」と明かした。「2月1日からブルペンに入りたいなと思っています。体の状態は非常にいいので、そこは例年以上に気合いを入れていきたい」と春季キャンプでのアピールを誓った。
この日はチームメートの三嶋一輝、国吉佑樹、石田健大、飯塚悟史、伊勢大夢らとキャッチボール、坂ダッシュなど約3時間汗を流した。「まずは信頼を勝ち取ること。21年のシーズンは勝負の年だと思っている。頑張っていきたい」と言葉に力を込めた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)