ソフトバンク、新助っ人レイは先発候補で 三笠GM「球種が豊富で投げ分けできる」
ムーア、バンデンハークの残留交渉が難航していた
ソフトバンクは7日、今季の新外国人選手として前カブスのコリン・レイ投手の入団が決まったと発表した。背番号は「26」になる。
今季5年連続の日本一を目指すソフトバンクだが、マット・ムーア投手とリック・バンデンハーク投手が保留者名簿から外れて自由契約となった。残留に向けた交渉を進めているものの、難航していた。
レイは2011年のドラフト12巡目でパドレスに入団。身長196センチの長身右腕で、2015年にメジャーデビューすると、2016年からはマーリンズ、パドレス、カブスと渡り歩き、今季は9試合に登板して1勝1敗、防御率5.79の成績を残した。メジャー通算では35試合に登板して8勝8敗1ホールド、防御率4.79の成績を残していた。
球団ではレイを先発候補の1人として獲得。オンラインで報道陣に対応した三笠杉彦GMは「球種が豊富で、すごく速いわけじゃないけど、コースへの投げ分けができて、安定して先発で仕事をしてくれるというのが魅力かなと思っています。ご家族共々日本に来ることを楽しみにしている」と、その特徴を語っていた。