メッツが通算138発リンドーアを獲得 インディアンスと2対4の大型トレード成立
リンドーアと共に2017年最多勝のカラスコもメッツへ
メッツは7日(日本時間8日)、インディアンスからフランシスコ・リンドーア内野手とカルロス・カラスコ投手を獲得する2対4の大型トレードを成立させた。米メディアが一斉に報じ、その後、両球団からも正式に発表された。
2011年にドラフト1巡目(全体8位)でインディアンスに入団したリンドーア。2015年にメジャーデビューを果たすと、2017年から3年連続30本塁打以上を放つメジャー屈指の遊撃手に成長した。シルバースラッガー賞2回、ゴールドグラブ賞も2回受賞し、2017年のWBCでは最優秀選手に輝いた。2020年までの6年間で通算138本塁打、411打点を誇る。
ベネズエラ人のカラスコは2003年にアマチュアFAでフィリーズと契約。2009年にトレードでインディアンスに移籍すると、この年にメジャーデビュー。2015年に14勝をマークすると、そこから4年連続で2桁勝利を挙げ、2017年には18勝で最多勝に輝いた。昨季まで通算88勝73敗、防御率3.77。
メッツからはアーメド・ロサリオ内野手、昨季メジャーデビューを果たしたばかりのアンドレス・ヒメネス内野手の他に若手有望株のジョシュ・ウォルフ投手らがインディアンスに移籍する。
今季からヘッドファンドマネージャーで資産家のスティーブ・コーエン氏が新オーナーとなったメッツ。リンドーアとカラスコの獲得で、シーズンに向けた大型補強を行った。
(Full-Count編集部)