大谷翔平は二刀流で起用しないと「チームの損失」 エ軍新GMが期待「才能は規格外」
ペリー・ミナシアンGM「二刀流の道を探し求めないのはチームにとっても損失になる」
今季でメジャー4年目のシーズンを迎えるエンゼルスの大谷翔平投手。二刀流復活を期待された昨季は右肘を故障し早々に投手としての出場を断念したが、新GMとして就任したペリー・ミナシアン氏は「二刀流の道を探し求めないのはチームにとっても損失になる」と、改めて2021年も投打の二刀流として起用することを明言した。
MLBネットワークに出演したミナシアン新GMは今シーズンの起用法に注目が集まる大谷について「彼の才能は規格外。彼はフィールド上で他の誰もができないことをする能力がある。本当に感心させられるよ。彼には二刀流をしていく能力がある」と、再び二刀流として起用していく方針を明かした。
大谷は昨季、2年ぶりの二刀流復活が期待されたがシーズン序盤に右前腕筋を損傷し登板は2試合のみ。さらに打撃でも不振に陥り44試合出場し打率.190、7本塁打24打点と苦しんだ。
投手としては先発ローテ、打者としても中軸として期待されるだけに怪我での離脱はチームにとって大ダメージとなる。片方に専念すべきという声もあるがミナシアンGMは「二刀流の道を探し求めないのは、彼にとってもチームにとっても損失になるだろう。オオタニは球団の大きな戦力になる」ときっぱり。
大谷自身も二刀流を継続していく意向を持っており、昨年のシーズンオフに行ったインタビューでは「最低条件として全力で投げることができないと、反省するところも出来ない。どこまで辛抱強くやっていけるかが大事だと思っている」と語っていた。160キロの直球で打者を圧倒し、豪快な一発でファン魅了する姿をファンは待っている。
(Full-Count編集部)