カブス元副社長のエプスタイン氏がMLBのコンサルタント就任
2002年に28歳の若さでレッドソックスのGMに就任したエプスタイン氏
カブスで編成本部長を務めていたセオ・エプスタイン氏がメジャーリーグ機構(MLB)のコンサルタントに就任することになった。14日(日本時間15日)にロブ・マンフレッドコミッショナーが発表し、MLB公式サイトなどで報じられている。
MLB公式サイトは「レッドソックスとカブスで役員を務め、その両球団を世界一に育て上げたエプスタインはフィールド上に関するコンサルタントとしてMLBに加わることになる」とレポート。その役割として「エプスタインは様々なルール変更が試合にどういった影響を与えていくのかを判断することに焦点を当てる。彼はコミッショナーオフィスに所属する野球専門家とMLB30球団と共に仕事をすることになる」としている。
エプスタイン氏は2002年に28歳の若さでレッドソックスのゼネラルマネージャー(GM)に就任。セイバーメトリクスを重視し、2004年にワールドシリーズを制覇。2011年にレッドソックスを退団すると、カブスの副社長に就任。ダルビッシュ有投手の獲得にも関わった。任期を1年残していたが、2020年でその座を退いていた。
MLB公式サイトではエプスタイン氏のコメントも紹介。同氏は「フィールド上に関する物事を改善するために、MLBによる努力をサポートすることは栄誉なこと。そしてマンフレッドコミッショナーが私を(取り決めを行う)重要な話し合いに参加する1人として誘ってくれたことに感謝します」と語っている。
(Full-Count編集部)