鷹の契約更改が終了 4億円超え7人、1億円プレーヤー16人も…年俸総額は減少か
新型コロナ感染で契約交渉が先延ばしになっていた東浜が18日に契約更改を終える
ソフトバンクの東浜巨投手が18日、本拠地PayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、2300万円増の年俸9000万円(金額は推定)で今季の契約にサインした。東浜は昨年12月下旬に新型コロナウイルスに感染。自宅隔離が続いていたため、契約公開交渉も行えていなかった。
東浜が今季の契約を終えたことで、ソフトバンクの日本人選手の契約更改は全て終了。3年ぶりのリーグ優勝、4年連続の日本一となったことで、千賀滉大投手が1億円増の4億円、柳田悠岐外野手が4000万円増の6億2000万円となるなど、アップを手にする選手が多く、三笠杉彦GMも「巨人の9連覇以来の4年連続日本一ですから、活躍した選手にはしっかり評価するという方針でやりました」と総括した。
内川聖一内野手が退団してヤクルトに移籍したことで、日本人選手の1億円プレーヤーは2人減って9人に。昨季の年俸が約4億円だったマット・ムーア投手、同約3億円のリック・バンデンハーク投手は退団が濃厚となっており、このままなら、外国人も含めた1億円超の選手は16人に。ただ、2億円超が10人、4億円超が実に7人と、やはりそのスケールは桁違い。年俸総額は60億円程度となる見込みで、昨季からは約5億円ほど選手総年俸は圧縮されることとなりそうだ。