西武、新助っ人ダーモディは先発として期待 渡辺GM「日本にアジャストしそう」
プロ入りまでに4度のドラフト指名を受けてきた変わり種左腕
西武は21日、前カブスのマット・ダーモディ投手の入団が決定したと発表した。背番号は「98」となる。渡辺久信ゼネラルマネージャーは左の先発投手としての期待をコメントしている。
ダーモディは米ドラフトで4度も指名されている変わり種。2009年のドラフト26巡目でパイレーツから指名されたものの、入団せず。さらに2011年のドラフト29巡目でロッキーズ、2012年のドラフト23巡目でダイヤモンドバックスから指名を受けたが、いずれも入団には至らなかった。
2013年のドラフト28巡目でブルージェイズに指名されて、4度目のドラフト指名でようやくプロ入り。2016年にメジャーデビューを果たし、2017年には23試合に登板して2勝0敗、防御率4.43の成績をマークした。2020年にカブスに移籍。12月にカブスとマイナー契約で再契約を結んでいたが、これを解除して西武に入団することになった。
メジャー通算29試合の登板は全てリリーフでの登板。マイナーでも通算178試合に登板して、先発は17試合だけだが、西武は手薄な先発として期待する。渡辺久信GMは「球が強いのが特徴で、かつ日本の野球にアジャストしそうなタイプの投手です。リリーフでも実績はありますが、左の先発投手として期待しています」と球団を通じてコメントしている。
(Full-Count編集部)