日本ハムのドラフト1位は育っているか? “メジャーリーガー”2人誕生も成果は…
斎藤佑樹は今季が11年目、清宮幸太郎もそろそろ覚醒してもらいたい
2008年の大野奨太捕手も高い成果を残した1人だ。現在は中日でプレーするが、日本ハムではルーキーイヤーから主力捕手としてチームに貢献してきた。リーグ優勝を果たした2016年にはチームトップの109試合でマスクを被り、ゴールデングラブ賞に輝いた。通算でも873試合に出場しており、評価は9点となった。
3選手がタイトルを獲得している一方で、その他の選手は伸び悩みが目立つか。鳴り物入りで入団した2010年の斎藤佑樹投手は通算88試合に登板して、ルーキーイヤーの6勝が最高。プロ11年目を迎え、今季は正念場となりそう。2013年の渡辺諒内野手は近年、1軍に定着し、定位置を掴みつつあるが、際立つほどの成績は残せていない。
2015年の上原健太投手、2016年の堀瑞輝投手も1軍の戦力にこそなっているが、まだもう一皮も二皮も剥けてもらわないといけない存在だ。また、2017年の清宮幸太郎内野手、2018年の吉田輝星投手もまだ期待ほどの結果は出ていない。今季の覚醒が期待されるところだ。
大谷、有原、そして大野奨と3人のタイトルホルダーを輩出している一方で、その他は小粒な印象となっている日本ハムのドラフト1位。合計点は46点にとどまった。