元鷹・摂津正氏が「慢性骨髄性白血病」を公表「苦しんでる方の力になれば」
「骨髄の提供者が増えることを願って公表を決意しました」
元ソフトバンクの摂津正氏が23日、自身のインスタグラムで「慢性骨髄性白血病」と診断されたことを公表した。「白血病という病気の理解、そして同じような病気で苦しんでる方の力になれば、何より白血病の種類によって治療で必要とされる骨髄の提供者(ドナー)が増えることを願って公表を決意しました」と公表を決めた胸の内を明らかにした。
2008年のドラフト5位でソフトバンクに入団した摂津氏。入団から2年連続で70試合に登板して、最優秀中継ぎのタイトルも獲得。2011年に先発に転向すると、5年連続2桁勝利をマークし、ソフトバンクのエースとして君臨した。2018年に現役を引退すると、その後は解説者や福岡の地元局で自身の“釣り番組”を持つなど活動していた。
摂津氏は自身のインスタグラムで「年明けに、【慢性骨髄性白血病】と診断されました」と報告。「まさか自分が白血病に…と驚きました。驚きと共に、しっかり治していこうと強く心に決めました。幸い薬を飲んでいけば大丈夫とのことで、運動や仕事、食事も今まで通りで良いとのことです」とし、治療への決意を綴っている。
また「遺伝子変異で発生するので、防ぎようが無いと医師から言われました」と記した摂津氏。「正しい病気の知識と骨髄バンクの理解、ドナー登録する人が1人でも多くなればと思うばかりです」と願うとともに「変わらず仕事も遊びも全力でしていきますので、仕事の依頼、ゴルフ&釣りの誘いお待ちしてます!」と締め括っていた。
(Full-Count編集部)