「常軌を逸している」 通算208勝右腕の“球速差75キロ”投球映像にファン驚愕
グリンキーは160キロ超え剛速球投手から86キロ変化球を操る投手に転身した
メジャー通算208勝を挙げているアストロズのザック・グリンキー投手。04年のメジャーデビューでは100マイル(約161キロ)を超える剛速球で鳴らしたが、近年は技巧派右腕に変身。ダイヤモンドバックスからアストロズに移籍した19年に18勝、昨季も3勝を挙げてチームのポストシーズン進出に貢献した。
ブルワーズ、エンゼルス時代の12年から8年連続2桁勝利を挙げたグリンキーが勝てるのはなぜか。現役メジャーリーガーから多数フォローされている投球研究家ロブ・フリードマン氏が興味深いビフォーアフター映像をツイートした。メジャーデビューから10年までに所属したロイヤルズで100.4マイル(約161.6キロ)を投じる場面と、アストロズで54マイル(約86.9キロ)を投げる場面を並べた比較映像となっている。
ファンからは「こんなに速い球を投げていたなんて忘れていた」「ザックが100マイル投げられたなんて全く知らなかった。彼のフォームはめちゃくちゃ力感がなくて、彼がそんなことできるなんて信じられない」「腕の振りのスピードはほとんど違わないね」「これは常軌を逸している」「グリンキーが88マイルよりも速い球を投げていたのは100年前のようにも感じる」「全くもってプロフェッショナルだ」「狂気の沙汰だ」「これは全くもって馬鹿げている」「素晴らしい。ほとんど半分の速度じゃないか」「魅惑的だ」などとコメントされている。本格派から技巧派へ転身した37歳が、長くメジャー舞台で活躍する理由がわかる比較映像となっている。