ヤ軍、ルメイヒュー再契約＆クルーバー獲得を正式発表　田中将大の残留は消滅か

首位打者ルメイヒューと6年契約、クルーバーと1年契約をそれぞれ発表した

　ヤンキースは27日（日本時間28日）、DJ・ルメイヒュー内野手と6年契約で再契約、レンジャーズからFAとなっていたコーリー・クルーバー投手と1年契約を結んだとそれぞれ発表した。

　ルメイヒューは昨季、打率.364で首位打者を獲得。ロッキーズ時代の16年にも首位打者に輝いており、両リーグでの首位打者獲得は1900年以降では初の快挙だった。FAとなった今オフはチームの最重要ポイントとなっていた。これまでに6年総額9000万ドル（約95億円）で合意したことが伝えられている。

　クルーバーはインディアンス時代の14、17年にサイ・ヤング賞を受賞。近年は故障に苦しみ、レンジャーズに移籍した昨季は1試合登板にとどまった。複数の米メディアによると、年俸1100万ドル（約11億5000万円）。剛腕コール、パイレーツからトレード獲得したタイヨン、故障明けのセベリーノらと先発ローテの一角として期待される。

　実績のある2選手の正式獲得で、課徴金（ぜいたく税）の対象となる年俸総額2億1000万ドルまで迫った。ヤンキースからFAとなっている田中将大投手と再契約する可能性は低くなった。

（Full-Count編集部）