“史上最高”のカーブが生まれた理由… 伝説の右腕が「宇宙人」のような指を披露
ペドロ・マルティネス氏は自身のツイッターで指を反対側に反らせた写真を公開
レッドソックスなどで活躍した米殿堂入り右腕のペドロ・マルティネス氏。打者をきりきり舞いにしたパワーカーブを武器に、サイ・ヤング賞に3度輝くなど通算219勝をマークした。その“伝家の宝刀”の秘密とも言える1枚の写真を自身のツイッターに投稿し、話題になっている。
マルティネス氏といえば、歴代3位となる最優秀防御率5回、サイ・ヤング賞3回、通算219勝(100敗)をマークし、2015年には有資格1年目での米殿堂入りを成し遂げた好投手。2000年には、禁止薬物全盛で驚異的な記録を残した打者たちと対峙しながら防御率1.74(2位は3.70)、WHIP0.74(MLB記録)の数字を残し、“史上最高の投手”との呼び声も高い。
では、身長180センチで細身だったマルティネス氏がなぜ、代名詞のパワーカーブを筆頭に圧倒的なボールを投げられたのか。自身のツイッターで「私の球が遥かに素晴らしい理由を質問してきた人がいた」と題して、その理由と自身の指を反らせた写真を公開している。
「柔軟性だよ、マイフレンド。私の指はすごく柔軟性があるから、ボールに触れる時間が少しだけ(他の投手より)長くなる。だからボールの回転を増やすことができた」とマルティネス氏。驚きの指の反り具合に「私は宇宙人ではない…… そうだよね?」とも。名投手が驚愕の秘密を明かしたこの投稿に、ファンからは多くの反響が寄せられている。