楽天・田中将大が入団会見 震災10年を迎え「自分にとって意味のあるタイミング」
「日本の野球ファンの方の前で投げられるワクワクが抑えられない状態」
ヤンキースからFAとなり古巣・楽天入りした田中将大投手が30日、都内で入団会見を行った。会見には三木谷浩史オーナー、立花陽三オーナー代行、そして石井一久GM兼監督が同席。8年ぶりに日本球界復帰となった右腕は「震災から10年という年でその中で初めてFAとなりチームを選べる立場になった。10年という数字は自分にとって意味のあるタイミングと思ったので、今回の決断に至りました」と理由を語った。
スーツ姿で会見場に姿を見せた田中。8年ぶりの日本球界復帰、古巣・楽天入りを決めた理由について「今シーズン、震災から10年という年でその中で初めてFAとなりチームを選べる立場になった。10年という数字は自分にとって意味のあるタイミングと思ったので、今回の決断に至りました」と明かした。
日本での登板を待ちきれない様子で「とてもワクワクしている。日本の野球ファンの方の前で投げられるワクワクが抑えられない状態。成長した姿を見せたい」と意気込みを口にした。
ヤンキースからFAとなりメジャー他球団からも熱視線が注がれていたが「自分自身、FAとなった瞬間タイミングでは正直な話、ヤンキースと再契約してプレーしたい気持ちがあった。しかし、かなり速い段階でお話を聞いて別々の道を歩んでいく必要があると……」と語った。
(Full-Count編集部)