楽天復帰の田中将大、キャンプ合流は中盤に 石井監督「練習はしっかりやっている」
前日の会見では「特別な選手だが、特別扱いはしないと決めている」
楽天の石井一久GM兼監督らが31日、春季キャンプ地の沖縄入り。前日に入団会見を行った田中将大投手の合流時期について、「正確な日程は決まっていない」とした上で、「キャンプ中盤のちょい前の合流になると思う」と話した。今年の楽天のキャンプは沖縄県の金武町ベースボールスタジアムで、2月1日から22日まで行われる。
前日は都内で田中の入団会見に同席した石井監督。日米通算177勝を誇る右腕の加入はチームにとって最大の補強となったが「特別な選手だが、特別扱いはしないと決めている」と語っていた。
8年ぶりの日本球界復帰で注目が集まる田中について指揮官は「コミュニケーションを取る中で、練習はしっかりやっていると確認できている。田中も、なるべく早く合流してプレーに対してコミュニケーションを取りたい気持ちを持っている」と話した。この日はキャンプ地の沖縄に入り、キャンプ本拠地の金武町で、自主練習を視察した。
その後、宿舎ホテルで監督就任後初のミーティングを行った。2013年以来、8年ぶりのリーグ制覇に向けた重要なキャンプがいよいよ始まる。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)