DeNA三浦監督、田中将大の楽天復帰を歓迎「日本球界が盛り上がる」 佐野は対戦熱望
ソトら外国人選手の来日が不透明、日本人選手へ「自分の居場所を掴み取れ」
DeNAは31日、春季キャンプ地の沖縄・宜野湾入りした。三浦大輔監督は全体ミーティング終了後に報道陣のオンライン取材に応じ、「スローガンが横浜一心ということで心を一つにするために全員が変わってほしい。昨年は悔しい結果でしたが、意識を変えて取り組んで欲しいと(ミーティングで)話をしました」と話した。
昨季は2年ぶりBクラスとなる4位に低迷。「変わらなきゃ強くならない。全員が変わらないと強くならない。意識が変われば行動が変わる」と力説した。コロナ禍でソト、オースティンら外国人選手の来日がいまだ不透明。「政府の方針も変わってない。キャンプに間に合わないと聞いている。(情報は)そこまでです。極端なコンバートは考えてないが、外国人がいないキャンプは初めてかな? (日本人選手は)自分の居場所を掴み取って欲しい」と奮起を求めた。キャプテン2年目の佐野は「昨シーズンは優勝は遠いなと感じましたし、オフシーズン、個人個人がレベルアップを課題にしてやってきた。充実したキャンプを送りたい」と話した。
ヤンキースからFAとなっていた田中将大投手が楽天に8年ぶりに復帰した。2年ぶりに復活した交流戦では楽天と5月28日から3連戦(楽天生命パーク)で対戦する。三浦監督は「また日本球界が大変盛り上がるなと思っています。戦う前から怖いと思わないが、ローテーションで戦うことになったら、しっかり対策を考えたいなと思います」と話すにとどめた。佐野は「本当に対戦したい。どれぐらいすごいボールを投げるんだろうという印象です。小さい時からテレビで見ていた。1度は打席に立ってみたい、そんな思いです」と対戦を心待ちにした。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)