MLBが開幕延期&試合数短縮を選手会に提案 年俸は全額支払い、両リーグDH制も
米複数メディアが報じる、PSも14チームを提案か
米国でも新型コロナウイルス感染拡大の状況を受け、大リーグ機構(MLB)が今シーズンの開幕を1か月延期し、154試合制にするなどの開催案を選手会に提案したと複数の米メディアが報じた。試合数が短縮された場合でも年俸は全額支払われ、ポストシーズンの出場枠拡大案も含まれている。選手会側は検討しているという。
米ヤフースポーツの野球記者ティム・ブラウン氏らのレポートによると、スプリングトレーニングは3月22日にスタートし、レギュラーシーズンは4月28日に開幕することをMLB側が提案。ポストシーズンは11月に持ち越される日程を見据えているという。昨季同様にポストシーズンの出場枠は拡大されるものの、昨季より2チーム少ない14チームでのポストシーズンを求めている。さらに、両リーグDH制も提案の中のひとつだったという。
メジャーリーグの開催案を巡っては、昨年もMLB側と選手会側が対立して交渉が難航。最終的には7月下旬の開幕で60試合制で折り合いシーズンを迎えた。米国内ではここにきて感染者数が減少傾向にあるとはいえ、予断を許さない状況。無事に開幕を迎えることができるのか、動向が注目される。
(Full-Count編集部)