DeNA三浦監督、打撃投手で92球熱投 ストライク率97%に打者驚愕「凄いなと」
約15分で92球を投げてボール3球「いい練習をしてもらおうと思って投げただけ」
DeNAの三浦大輔新監督は1日、沖縄・宜野湾キャンプ初日から打撃投手を買って出た。全体練習終了後の特打で関根大気外野手に対して92球。ボール球はわずか3球と圧巻の制球力を見せつけた。「投手目線から見ながら。しっかりストライクを投げようと思って投げました。大気にいい練習をしてもらおうと思って投げただけです」と汗を拭った。
打撃投手用ヘルメットを被った三浦監督は約15分、内外角へテンポよく投げ込んだ。「(関根は)いい自主トレをして、いいキャンプを迎えてくれたなと。去年もファームで投げてきたから。選手がいいキャンプを送ってもらうために監督としても出来ることはやっていきたい。特別感はないですよ。朝になったらバリバリになっているかもしれないが、今は何もない」と苦笑いだった。
ストライク率96.7%。10本の柵越えを放った関根は「球が走ってました。一定のテンポで投げてくれるので打ちやすい。本当にありがたいです。外、外、外と投げて、時々インコース。きっちり投げ分けられていた。僕も(配球を)感じていたので、凄く面白かったです。僕が言えることはないですけど、凄いなと思います」と感謝しきりだった。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)