元西武の36歳左腕がオリオールズとマイナー再契約 先発候補としてチャンスも
MLBネットワーク記者のモロシ氏がレポート、NPBでは8試合登板
2015年に西武でプレーしたウェイド・ルブラン投手が、オリオールズと再びマイナー契約を結んだ。MLBネットワーク記者のジョン・モロシ氏が、自身のツイッターでレポートした。
モロシ氏は「左腕ウェイド・ルブランがオリオールズに復帰するマイナー契約を得た。MLBキャンプにも招待される。彼のメジャーでのベースサラリーは70万ドル(約7300万円)になる予定だ」と投稿。昨季はオリオールズとマイナー契約を結び、昨年7月にメジャー昇格を果たしたが、今オフFAとなっていた。
2008年にパドレスでメジャーデビューしたルブランは、マーリンズやエンゼルスなどをへて2015年に西武に加入。NPBでは8試合に登板して2勝5敗、防御率4.23で1年で退団し、再びアメリカでプレー。2017年にはパイレーツで50試合に登板している。
昨季は6試合に登板し、1勝0敗、防御率8.06。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」では「軟投派のルブランは2020年効果的だったとはいえないが、オリオールズはそれでもまた彼にリスクの低い賭けをすることをいとわなかった」と指摘。オリオールズは先発右腕のアレックス・カッブ投手をエンゼルスにトレードで放出しただけに「(ルブランという)ベテランの選択肢を使うことができるだろう」と見通している。
(Full-Count編集部)