ダルビッシュ獲得など辣腕を発揮 パドレスGM、2026年まで契約延長&昇進ゲット
オーナー評価「プレーオフ進出を狙えるメジャーリーグ球団を築き上げた」
パドレスは2日(日本時間3日)、AJ・プレラーGMとの契約を2022年から2026年まで延長し、野球編成本部長に昇進させる人事を発表した。今オフにダルビッシュ有投手や2018年のサイ・ヤング賞左腕ブレイク・スネル投手を続けて獲得した手腕を評価された。
MLB公式サイトによると、さらにこれまでCOOや事業本部長を歴任したエリック・グループナー氏がCEOに就任。契約も2026年まで延長された。「エリックとAJは、ワールドシリーズ制覇という我々の単一のゴールに向かって共に取り組み、我々の組織内で強力な事業グループおよび野球編成グループを結集させてきました」「AJはプレーオフ進出を狙えるメジャーリーグ球団と最高級のマイナーリーグシステムの両方を巧みに築き上げてきました」などと評価するピーター・サイドラーオーナーのコメントを掲載した。
パドレスは昨季、2006年以来14年ぶりとなるポストシーズン進出を果たし、ワイルドカードを勝ち上がってディビジョンシリーズに進出した。さらに今オフはカブスと2対5の大型トレードを成功させ、ダルビッシュを獲得。さらにレイズと1対4のトレードでスネルも手に入れた。その一方で、大型トレードを行っても若いタレント候補をまだ多く残しているとして、記事ではその手腕を評価している。
辣腕を奮ってチームの戦力を整えたプレラーGM。悲願の世界一を果たせるか、注目が集まる。
(Full-Count編集部)