女子ソフトで忍者のようなスーパー美技 GG賞名手も思わず「リスペクト」と驚嘆
捕手からの送球をジャンプしてキャッチ、そのまま走者をタッチしている
女子ソフトボールの試合で、捕手からの二塁送球をジャンプしてキャッチし、そのまま二盗を試みた走者にタッチするという遊撃手のプレーが動画投稿され、ファンから驚愕の声が上がっている。忍者のような身のこなしで盗塁を阻止したプレーに、昨年遊撃手部門でゴールドグラブ賞を獲得したハビアー・バエス内野手(カブス)も声を寄せている。
注目されているのは米スポーツ局ESPNの人気番組「スポーツセンター」の公式インスタグラムに投稿された動画。日本時間14日行われた女子ソフトのNCAAディビジョン1、フロリダ州立大-メンフィス大との一戦。3回無死一塁の場面だった。ジョジー・マフリー遊撃手が捕手からの送球をジャンプしてキャッチ、着地の際にヘッドスライディングする走者の背中をタッチしている。
ところが、判定はセーフに。実況は「走者が今回は走りました。タッチです」と説明。リプレー映像が流れたところで「わかりませんが、これはアウトだと私は思います」と指摘し、別の角度からのリプレーが流れたところで「このリプレーだと間違いなくアウトですね」と述べている。しかし、NCAAはインスタントリプレーがないようで、セーフのままプレーが続行となったようだ。
「彼女はキャッチしてタッチした」。こう綴られて投稿された動画には42万超の“いいね”が。「これは確かに素晴らしい」「あれはヤバイな」「ニンジャ」「エルマゴ(ハビアー・バエスの愛称)のようだ」「エリート」「尋常じゃない」「正直、僕が見た中で最も運動能力が高いプレー」「酷い送球の後にものすごいプレーだ」などと驚きの声がファンから多数寄せられている。
これに反応したのが他でもないバエス。昨年ゴールドグラブ賞を受賞した名手は自身のツイッターに「リスペクト」と綴っている。メジャー屈指の遊撃手もリスペクトの思いを寄せるスーパープレーだった。