大谷翔平、ダルビッシュ有、有原航平…3投手の指揮官が求める役割とは?
メジャー1年目の有原に指揮官「より良い投手にしていきたい」
ポスティングシステムでメジャー移籍を叶えたレンジャーズ・有原航平へかかる期待。それはシーズンを通して、先発ローテーションを回ってもらうことだ。クリス・ウッドワード監督は有原について、以下のように会見で語った。
「彼に多くのイニングを投げてもらえれば、幸運なことだ。ただ、彼はメジャーでの登板経験がない、中4日の間隔で投げたことはない。彼のパフォーマンスから目を離さないようにしていきたい。時には通常より多くの休養を与えることになるが、彼が非常に多くのイニングを投げると予想している」
期待はあるが、そのための準備は首脳陣も欠かさない。キャンプでコミュニケーションを密にはかり、信頼関係を構築していきたいという意向もはっきりと口にした。
「我々は彼をより良い投手にしていきたい。このレベルで彼がなれる最高の姿に導いていくつもりだ」
球団が調べ出したデータをもとにすると、高めの直球の生かし方、配球の割合を変えていければ、もっと奪三振が取れて、イニングが長く投げられるという分析を有原は受けている。つまり勝ちを計算できる投手である。メジャーの雰囲気になれてくれば、自ずと白星はついてくるだろう。
(Full-Count編集部)