阪神チェン、キャンプ初の打撃投手で60球 糸井、マルテ、サンズと“ガチ勝負”
糸井には右翼へ一発を浴びる場面もあったが安打性の当りは6本
阪神に新加入したチェン・ウェイン投手が20日、沖縄・宜野座キャンプで初の打撃投手を務めた。主力級の打者を相手を60球を投じ、安打性の当りは6本に抑えた。
チェンはここまでブルペンでの調整を続け、本来なら18日にシート打撃に登板予定だったが寒さのため回避していた。この日は糸井、マルテ、サンズと対戦し変化球を交え実戦さながらの投球。糸井には右翼へ一発を浴びたが、力強い直球で差し込む場面もあり日米通算95勝左腕がその片鱗を見せた。
チェンは2003年に中日入りすると、2010年には13勝をマークするなど先発ローテを守り、12年オフにオリオールズと契約。その後はFAでマーリンズに移籍しオフに戦力外に。昨年9月にロッテに移籍し日本球界に復帰し4試合に登板し0勝3敗、防御率2.42の成績を残していた。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)