楽天・田中将大、復帰後初登板で3ラン被弾 打点王中田に一発も2回は一転して好投
2666日ぶり国内マウンド、4連打浴びる場面も2回4安打3失点、最速148キロ
楽天に8年ぶりに復帰した田中将大投手が20日、今季初実戦となる日本ハムとの練習試合(金武)に先発。2666日ぶりとなる日本のマウンドで、立ち上がりに3ランを被弾した。2回を投げ、4安打3失点。計39球で最速は148キロをマークした。
対峙したのは、主力が並ぶ日本ハム打線。先頭の松本剛を外角の変化球で見逃し三振に仕留めるも、続く中島には中前打を許し、西川には初球を右前に運ばれて1死一、二塁に。そして迎えた昨季の打点王・中田に左中間越えの3ランを被弾した。さらに5番・大田にも左前打を浴びて4連打となったが、後続を後続を抑えて28球で終えた。
続く2回は先頭の清水をフルカウントから空振り三振に仕留め、続く石井も危なげなく三ゴロに。最後は松本剛を1球で中飛に抑え、初回とは一転して3者凡退と安定感を見せた。2回を投げ計39球、4安打3失点だった。
結果にはこだわらず、「原点能力」と「投球フォームのバランス」をテーマに掲げて臨んだマウンド。「投げないでおこうとか、隠そうとかはない。真っすぐを1番の基本に、変化球もそれなりに投げていきたい」と宣言していた通り、スライダーやスプリットなどを試した。