山口俊がジャイアンツと契約合意、米報道 “日米ジャイアンツ”でプレーなら日本人初
地元紙が報道、今季の年俸はブルージェイズ側が負担するという
ブルージェイズを自由契約になっていた山口俊投手が、ジャイアンツと契約合意に達したと地元紙「サンフランシスコ・クロニクル」など複数の米メディアが報じた。メジャー出場の前提となる40人の枠に入れば、メジャー契約に切り替わる「スプリット契約」になるとみられる。
山口は巨人からポスティングシステムを利用してブルージェイズに移籍し、1年目の昨季は17試合に登板して2勝4敗、防御率8.06。プレーオフのメンバーから外れていた。今月10日(同11日)に出場選手登録の前提となる40人枠から外れ、事実上の戦力外となっていた。今季が2年契約の最終年だった。同紙の報道によると、今季の年俸317万5000ドル(約3億3500万円)は、ブルージェイズ側が負担するという。
ジャイアンツではこれまで現ヤクルトの青木宣親や新庄剛志、田中賢介、藪恵壹ら日本人選手がプレー。山口俊はNPBで「読売ジャイアンツ」でもプレーしており、日米の“ジャイアンツ”に所属する初の日本人となる。日米ジャイアンツでプレーした外国人選手には、昨季限りで巨人を退団したヘラルド・パーラやケイシー・マギーらがいる。
(Full-Count編集部)